平成26年(2014年)10月のことでした。赤ちゃんの発達の違和感が、わたしの個人的なものではなく、全国的なものだと知ることになりました。 きっかけは「抱っこ紐からの転落事故117件」という報道でした。それを受けて、抱っこ紐などを含めた育児の便利グッズが、使用する人の油断を誘発したり、あかちゃんのしがみつく力を育て損ねたりしているのではないか?と、みだしの緊急集会が呼びかけられたのでした。 関東や関西、九州の一部の支援者さんを中心に100名規模で開催された会に、広島からはわたしひとりだけが参加しました。 そこで、抱っこ紐や便利グッズの多用で姿勢の固定が起きて、運動発達に影響していることが、初めてつながりました。衝撃すぎてこわくなりました。 まさか、育児グッズをつくるメーカーが赤ちゃんの発達の研究をしていないわけがないと思い込んでいたから。 企業は利益を出すことが最優先であって、安全性、デザイン性、コスパなどは考慮しても、使用による弊害までは考えていない、国は被害が起きてから規制する、そういうことだなと実感した集会でした。
東京での「抱っことおんぶを語る会」緊急集会
更新日:11月19日
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